‘収蔵作品’ カテゴリーのアーカイブ

  
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冬の定番企画・フィリア美術館収蔵作品展

2011 年 12 月 12 日 月曜日

現在ご覧いただける展示作品の一部を写真でご紹介します。

第一展示室は、渡辺禎雄の聖書をモチーフにした型染版画の展示です。
21点の作品の他、渡辺禎雄の愛用の制作道具や型紙も展示しています。

渡辺禎雄 『エルサレム入城』 1993年

渡辺禎雄 『エルサレム入城』 1993年

渡辺禎雄 『エルサレム入城』 1993年 型紙

渡辺禎雄 『エルサレム入城』 1993年 型紙

 

2階の第四展示室では、渡辺皓司〈水彩 沖縄戦シリーズ〉、絵本の原画(スタシス、ウィルコン、ガウダシンスカ)、西坂修〈油彩〉の作品を展示しています。

渡辺皓司 〈沖縄戦シリーズ〉

渡辺皓司 〈沖縄戦シリーズ〉

 

エルジビエタ・ガウダシンスカ 絵本『おじいさんとおばあさん』より

エルジビエタ・ガウダシンスカ 絵本『おじいさんとおばあさん』より

 

スタシス・エイドリゲピチェス 絵本『四羽のかささぎ』より

スタシス・エイドリゲピチェス 絵本『四羽のかささぎ』より

 

ヨゼフ・ウィルコン 絵本『カッペル話してごらん』より

ヨゼフ・ウィルコン 絵本『カッペル話してごらん』より

 

西坂修 油彩『立って歩きなさい』等

西坂修 油彩『立って歩きなさい』等

 

このほか、常設展示(ケーテ・コルヴィッツ、ミエチスラフ・コシチェルニアク)もご覧いただけます。

八ヶ岳南麓の冬のはじまりとともにおたのしみください。


渡辺禎雄『最後の晩餐』

2010 年 10 月 24 日 日曜日

イエス・キリストが処刑される前夜に、12人の弟子たちと囲んだ夕食の場面を描いた『最後の晩餐(さいごのばんさん)』。
数々ある『最後の晩餐』を主題とした作品のなかでもレオナルド・ダ・ヴィンチによるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁画が有名ですね。横長の大きな画面に、キリストを中心に左右一列に並んだ弟子たち。劇的に描かれた仕草から、それぞれの心情や背景を読みとりたくなります。

一方、ただいまフィリア美術館で展示している渡辺禎雄の『最後の晩餐』。3バージョン展示していますが、どの作品もキリストと弟子たちが四角い食卓をぐるりと囲む様子を上から俯瞰した構図です。つまり画面の中心は、テーブルの上のお料理になります。

『最後の晩餐』渡辺禎雄 型染版画 1978年

『最後の晩餐』渡辺禎雄 型染版画 1978年

もちろん渡辺の『最後の晩餐』にも、キリストはじめユダやヨハネなど12使徒それぞれ個性が描写されています。しかし、‘鯛の尾頭付き’や‘お寿司’という注目すべきメニューと言うこともあり、どうしてもお皿の上が気になってしまいますね。とくに下の写真の小品は極端に省略・単純化されているせいか、鯛の尾頭付きは最重要人物かのような存在感があります。

『最後の晩餐』渡辺禎雄 型染版画 1973年

『最後の晩餐』渡辺禎雄 型染版画 1973年

渡辺は多くの『最後の晩餐』をモチーフとした作品を制作しましたが、いつも食卓のメニューはお寿司や鯛の尾頭付きなどの和食でした。ダ・ヴィンチの晩餐のメニューは魚料理だそうですが、あまり記憶に残っていませんね・・・。

この記事には掲載していない1990年制作の『最後の晩餐』にも、なかなか大きな顔をした鯛が描かれていますよ。
ぜひ実際にご覧になって見くらべてみてくださいね。


『ハーピストたちが集う フィリア美術館の響き』 開催しました

2010 年 10 月 9 日 土曜日

5人のハーピスト、長澤真澄さん、渡辺かやさん、東海林悦子さん、井上 麗さん、西村光世さんによるコンサート『ハーピストたちが集う フィリア美術館の響き』が終了しました。

長澤さん 井上さん 東海林さん 西村さん 渡辺さん

長澤さん 井上さん 東海林さん 西村さん 渡辺さん

渡辺禎雄作品が飾られた第一展示室に美しいハープの音色が響き渡りました。
古典からオリジナル曲までを盛り込んだ多彩なプログラム。デュオやソロなど様々なかたちで進行し、終盤には5人そろっての演奏。圧巻でした。

あいにくの雨模様の中、たくさんのお客さまにお集まりいただきました。有り難うございました。


  
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