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黒穂と白穂のタカキビ、洋種のヤマゴボウ、ラベンダーセージ

2015 年 10 月 27 日 火曜日

 

今週の園芸家Kさんによる活け込みは、黒穂と白穂のタカキビを中心に、洋種のヤマゴボウ、ラベンダーセージを添えました。
それぞれの持ち味をいかした面白い景色に仕上がっています。

 

黒穂と白穂のタカキビを中心に、洋種のヤマゴボウ、ラベンダーセージ。 背面の作品は、渡辺禎雄『ノアの方舟』 (1975年 型染版画)です

黒穂と白穂のタカキビを中心に、洋種のヤマゴボウ、ラベンダーセージ。
背面の作品は、渡辺禎雄『ノアの方舟』 (1975年 型染版画)です

 

黒穂と白穂のタカキビ

黒穂と白穂のタカキビ

 

八ヶ岳南麓は、このところ毎日毎日、晴天が続いています。
かわききっているので、ドライフラワーが綺麗に仕上がります。

 

窓辺にアナベルを一輪。ザクロの実と、アヤメの花殻のリースとともに飾りました

窓辺にアナベルを一輪。
ザクロの実と、アヤメの花殻のリースとともに飾りました

 

庭のカエデ類は、日当たりのよいところから鮮やかに紅葉しています。

 

庭の紅葉。燃えるよう

庭の紅葉。燃えるよう

 

樹間の草木も秋色に。

 

サンショウの実。 黒く光っています

サンショウの実。
黒く光っています

 

ホトトギスの花殻

ホトトギスの花殻

 

ヤマユリの花殻

ヤマユリの花殻

 

風は冷たくなってきましたが、清廉な空気が気持ち良いです。
ぜひ、お出かけください。

 


 

『祈りの人 渡辺禎雄型 染版画の世界』

会期:10月10日(土)~12月22日(火)
休館日:水曜日、木曜日
開館時間:午前10時~午後4時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ケーテ・コルヴィッツ、ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
花嶋美代子、小林路子、宇梶静江、男鹿和雄、吉永小百合

 


 

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』展 名古屋芸術大学アート&デザインセンター

2015 年 10 月 27 日 火曜日

 

名古屋芸術大学で開催中の
『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』展を拝見しました。

 

名古屋芸術大学 アート&デザインセンター

名古屋芸術大学 アート&デザインセンター

 

佐喜眞美術館(沖縄県宜野湾市)の所蔵作品の展覧会です。
常設で展示されている作品を、特別に貸し出されたとのことでした。

最初に行きあたる大きな展示室に、丸木位里さん・俊さんの作品が並んでいます。
『沖縄戦の図』から5点、沖縄の風土が描かれた作品がいくつか、現在のガマの写真、丸木夫妻の制作風景の写真が展示されていました。

ケーテ・コルヴィッツの展示は18点。丸木さんの作品を経てたどり着く、小さな部屋に飾られています。

 

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』 チラシより 表面

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』 チラシより 表面

 

足を踏み入れると先ず目に入る丸木さんの作品『チビリガマ』(チラシの表面の図版)。
一見、模様のように見えた画面は、近づいてみると、沢山の様々な個性の「人」で埋め尽くされているのが、わかってきます。
全員の顔かたち手足をたどって、それぞれの状況に思いをはせながら、ふと左手の壁をみると、ガランとした画面が目に入ります。
『シムクガマ』です。この作品には誰もいません。端に数行の言葉が添えられています。
二つの作品をつぶさに見た後、その間に立って動けなくなって、目玉だけ行ったり来たりしつつ放心して過ごしました。
時間はわずかでしたが、二つの作品を濃密に心に刻んで持ち帰ることができました。とても良い空間、良い展示です。

 

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』 チラシより 裏面

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』 チラシより 裏面

 

この他の丸木位里さん俊さんの作品も見応えがあります。制作の様子が写された写真(本橋成一さん撮影)も心に残りました。

また、さまざまなシリーズから代表作が選ばれたケーテ・コルヴィッツの作品も、素晴らしいものでした。
馴染みのある作品ということもあり、圧倒的だった丸木さんの作品の感想を、ひそひそと打ち明けるように『自画像』や『祈る少女』に向きあいました。

 


 

『佐喜眞美術館のスタンス〜丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツを中心に』展

2015年10月16日(金)~28日(水) 会期中無休

開館時間 : 12:15 – 18:00 最終日は17:00まで
場所 : 名古屋芸術大学 アート&デザインセンター
〒481-8535 愛知県北名古屋市徳重西沼65
お問い合わせ電話番号  :  0568-24-0325 (代表)

 


 

● 展覧会の概要 → http://www.nua.ac.jp/headline/12770.html
● 名古屋芸術大学アート&デザインセンター 基本情報 → http://www.nua.ac.jp/center/ad/index.html
● 名古屋芸術大学アート&デザインセンター Facebook → https://www.facebook.com/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%A4%A7%E5%AD%A6-Art-Design-Center-111137962411632/

 

最寄駅は、名鉄犬山線の「徳重・名古屋芸大駅」。駅を出たら西へ。真っ直ぐ歩いて15分くらいです。
名古屋芸術大学は、西キャンパスと東キャンパスがあり、
アート&デザインセンターは西キャンパスですのでお間違えありませんようご注意ください(うっかり者のわたしは間違いました)。
帰りは、偶然きたバスに乗って「西春駅」から名鉄線に乗りました。
「徳重・名古屋芸大駅」より大きな駅ですので、タクシーで向かわれるのであれば「西春駅」で下車した方が良いようです。

 


 

会期終了間近ですが、どなたかの目にとまりますように、ご紹介しました。
ぜひ、ご覧くださいますよう。

 

 

ピンクのアナベル(西洋アジサイ)

2015 年 10 月 20 日 火曜日

 

アナベル(西洋アジサイ)の鉢植を玄関に飾っています。
6月半ばに、めずらしい発色と小ぶりの花に惹かれて、近所のペレニアルガーデン(株式会社ミヨシ ショップ ABABA)で、求めた二株です。
随分おもむきは変わりましたが、10月半ばを過ぎた今も美しく咲いているので、この4ヶ月の花色の変化をご紹介したいと思います。
先ずは、6月半ばの様子。

玄関の様子。アナベル(西洋アジサイ)を中心にいろんな鉢植を飾っています

玄関の様子。アナベル(西洋アジサイ)を中心にいろんな鉢植を飾っています

 

アナベル(西洋アジサイ)の鉢植。6月半ばに近所のガーデンで求めました

アナベル(西洋アジサイ)の鉢植。6月半ばに近所のガーデンで求めました

 

アナベル(西洋アジサイ)の鉢植。6月半ばに近所のガーデンで求めました

めずらしい発色と小ぶりの花が魅力的です

 

 

そして夏の盛り。
(2015年、八ヶ岳南麓の夏は、短く暑い夏でした)

全体に薄緑色に 寒色と暖色がとけあって、ところどころ黒ずんで見えます

全体に薄緑色に。 寒色と暖色がとけあって、ところどころ黒ずんで見えます

 

渋い!

渋い!

 

鮮やかなピンクだったことが嘘のよう

鮮やかなピンクだったことが嘘のよう

 

 

そして、現在の様子。

10月半ばのアナベル

10月半ばのアナベル

 

 

葉っぱも黄いろに

葉っぱも黄いろに

 

あせて、ぬけた、感じ 美しいです

あせて、ぬけた、感じ
美しいです

 

雨や風、陽射しから守られた場所にあったので、萎んだり灼けたりせず、長持ちしたようです。
あせて、ぬけた色あいも、美しいですね。

これから秋も深まって冷え込んでいきますが、また何かしら変化があるでしょうか。
咲ききるまで見守っていきたいと思います。

 

 


 

『祈りの人 渡辺禎雄型 染版画の世界』

会期:10月10日(土)~12月22日(火)
休館日:水曜日、木曜日
開館時間:午前10時~午後4時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ケーテ・コルヴィッツ、ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
花嶋美代子、小林路子、宇梶静江、男鹿和雄、吉永小百合

 


 

 

  
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