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草紅葉

2009 年 10 月 9 日 金曜日

今週の玄関の活け込みをご紹介します。

秋のいろあい

ヤマウド、ミナヅキ、コデマリの葉っぱ 花器は茜窯です

紅葉しはじめたばかりの低灌木は、とっても個性的な色合いをしています。お日様の当たり具合によって紅葉の加減がまちまちとなり、一枚の葉っぱでも緑と紅が混在していたりします。

ヤマウド

ヤマウドの実は翡翠色から濃紫色に・・・

ヤマウドの実は、ちょっと触れただけでぽろぽろ落ちてしまいますし、つぶすと濃い紫の汁がこびりついてなかなか厄介です。きれいな状態はつかの間ですが、この季節はこの組み合わせで玄関を飾りたくなります。

ツバキの実

ツバキ 花器は三峰窯です

触れただけで落ちるといえばツバキも。
固くてまんまるい実がはじけて、なかから漆黒の種が6つあらわれました。

今年の八ヶ岳の紅葉の見頃は、10月の半ばを過ぎてからとなりましょうか。
台風一過の澄んだ空気はひんやり感じられます。寒いのは苦手ですが、ますます秋の美しさがいろいろいろいろ・・・ひろがっていくのは楽しみです。


小満に大麦をいただきました

2009 年 5 月 21 日 木曜日

今日は、二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ、小満(しょうまん)です。今日から芒種(ぼうしゅ。やはり二十四節気のひとつ。今年は6/5です)までの期間に麦の実りが進みます。俳句の夏の季語にももちいられる麦秋は、麦の収穫期である初夏のこと。なんだかややこしいですが、秋の音読み‘しゅう’は収穫の‘しゅう’に因んでいるので、夏でも秋というわけです。

大麦

大麦

旧暦はあまり身近に感じられないかも知れませんね。麦秋と聞いて、刈り取りを迎えた金色の麦畑が目に浮かぶ方は少ないでしょうか。わたし自身も、上記写真の大麦を届けてくださった農家の方に教えていただいて、にわかに暦に関心を持つようになったところです。

大麦 シルエット

大麦 シルエット

大麦の特徴の一つは、芒(のぎ。一粒一粒から生えている細長い毛)の長さだそうです。収穫の際、この芒がちくちくしてたいへん煩わしいとのことでした。

大麦の眩しいくらいの緑が黄金色に色づく頃、6月7日(日)に、フィリア美術館では南インド古典舞踊と古今東西様々な楽器をもちいたコンサートが開催されます。会場は展示室です。渡辺眸さんの作品に囲まれての幻想的なひとときをおたのしみください。ご予約を承っています。


2009 年 5 月 8 日 金曜日

フィリア美術館の玄関を飾るお花を紹介します。

本日のお花は〈めぎ〉。小さな花の黄色も、葉の緑から深い紅色への広がり具合も、とてもきれいです。

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めぎ (小枝)

megi

めぎ (いけこみ)

月に2・3回、近くの園芸農家にその時々に元気な植物のなかから、開催中の展示のイメージや花器、私どもの好みを考え合わせてセレクトしていただいています。
思いがけない提案もあって、いつも素敵な驚きがいっぱいです。長いおつきあいのなかで、今回の「めぎ」は初めてでした。ちょうど花の咲き加減の良いときと活け込みの日があうとは限らない、「旬」は一年のうちの本当にわずかなひとときなのだということを実感しながら作業しました。

追記:
「めぎ」とは「目木」と書きます。洗眼薬に用いられるので名付けられたそうです。


  
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