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夏休みの部活動

2010 年 7 月 23 日 金曜日

地元の小中学校では夏休みがスタートしたみたいですね。

今日は‘八ヶ岳の美術館めぐり’ということで、
フィリア美術館のある北杜市に隣接する韮崎市から、韮崎東中学校美術部の生徒さんたちと先生がいらっしゃいましたよ。

まずは作品を見ていただき、感じることを自分なりに受け止めていただいてから、展示の解説をしました。
25名のきらきらした女子中学生たちに緊張しながらも、大坪美穂さんの作品への思いが少しでも伝わるように精一杯お話ししました。

不思議な光そして影とたわむれる生徒たちも・・・

不思議な光そして影とたわむれる生徒たちも・・・

ほとんどの生徒さんたちはこれまでインスタレーションにあまり馴染みがなかったようですが、それぞれが思い思いに楽しんでいたようです。
大坪さんのうみだした時空を体感したことで、彼女たちの今後の創作に何か変化があるでしょうか? より自由な発想で、かたちづくることの楽しみを広げていってほしいと思います。

アートって?わからなくてもおもしろい!

2010 年 7 月 20 日 火曜日

ただいま「大坪美穂展 海界(うなさか)2010 -インスタレーションを中心に-」を開催しています。

インスタレーション* とは何か・・・???
先ず、このカタカナの言葉につまずき、そして所謂現代アートと呼ばれる抽象的な立体作品に対面して立ち往生してしまう方が多いようです。
ぱっと見て、コレはナニ?と思われる、その疑問をすぐさま解決したいけれど、わからないと言うのは恥ずかしい・・・なんだか居心地の悪さを抱えておられるような方をお見受けします。

しかし、そのわからなさも面白がってみて!ということを、ご覧になる前の皆さんに申し上げたいです。

一応の鑑賞の助けとして、作者が何を出発点にして何を目指そうとしているのかをあらわした作家本人の文章と、美術館側がしめした解釈のひとつは、受付の横に掲示してありますが、そうしたもので解決を目指すよりも、とにかく30分でも30秒でも自分で「よし!」という時間で、自分流に心や体をつかって作品を味わっていただけたらと思います。

わからないときはスタッフに問いかけてみてくださいね(求めに応じたお答えができるかどうかわかりませんが)。もちろん胸に秘めてお帰りになっても良いでしょう。とにかく自分の気持ちを大事にしてくださいね。

ときどき思いもよらない発想の感想をおっしゃってくださる方(とくに子どもたち!)がいて感激しています。
作者の意図とまったく違うことを感じるのは間違いでも失敗でもありませんよ。
気持ちの柔軟体操!?みたいな気分で気軽にお出かけください。

* インスタレーションとは、絵画・彫刻というのと同じ表現方法の一つです。期間と場所を限定して作者が出現させた光景を体感するもので、展覧会が終わると作品は解体されます。

フィリア美術館 2010年7月の予定

2010 年 7 月 20 日 火曜日

フィリア美術館の7月の予定をおしらせいたします。

■ 展示内容

  • 第1展示室 ・・・ 企画展示「大坪美穂展 海界(うなさか)2010 -インスタレーションを中心に-」
  • 第2展示室 ・・・ 常設展示「ケーテ・コルヴィッツ」
  • 第3展示室 ・・・ 常設展示「M.コシチエルニアク」
  • 第4展示室 ・・・ 企画展示「大坪美穂展 海界(うなさか)2010 -インスタレーションを中心に-」

■ イベント

  • 7月31日(土)午後2時〜
    アーティスト・トーク 美術評論家 光田由里氏をむかえて
    参加費1,000円(入館料込 茶菓付)
  • 8月7日(土)午後2時〜
    ワーク・ショップ 「祈りのかたち」布玉づくり
    参加費 一般800円 小中学生500円(入館料込)
    持参していただくもの:古着、ハサミ

■ 休館日

  • 7月1日、2日、7日、14日、21日、28日

■ 開館時間

  • 9:30~17:00

■ 入館料

  • 一般 ・・・ 500円
  • 小・中学生 ・・・ 300円

(入館料の割引についてはこちらをご覧ください)

  
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