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結城幸司展 うららすいえ ゆっくりゆれあらわれるもの

うららすいえ
ゆっくりゆれあらわれるもの

ゆりかごのように
あらわれる
神々のないしょ話
こぼれ落ちたら神話になった
山に海に川に染みてゆき
霞になって立ち込めて
ほんの少し私に届いたら
嬉しくて 嬉しくて
私は小さな窓を作ります

版画は私の物語の窓
まだまだ未熟な作家ですが
北の大地の風を感じてくれたら幸いです

結城幸司


結城幸司展
うららすいえ ゆっくりゆれあらわれるもの

会期 2017年 7月28日(金)〜9月24日(日)
休館日 水曜日・木曜日 (8/4と9/12は休館いたします)
開館時間 午前9時30分〜午後5時
入館料 一般500円・小中学生300円

同時展示 ケーテ・コルヴィッツ
ミエチスラフ・コシチエルニアク
東欧幻想絵本原画展



結城幸司(ゆうきこうじ)
アイヌアートプロジェクト代表、版画家、ミュージシャン、語り部

2000年、札幌で仲間と共にアイヌアートプロジェクトを結成し、現代に生きるアイヌとして、版画、ロック、語りなど様々な形でアイヌ文化を表現する活動を続けている。ライブや講演活動の他、全国各地で行われるアイヌの儀式の祭司なども行う。
2006年より、自由が丘のギャラリー喫茶るなんにて、縄文〜アイヌをテーマとした「二人展」を友人平田篤史と共に毎年開催している。
2008年に二風谷で開催された「先住民族サミット アイヌモシリ2008」で事務局長を務めた。
2010年より、東京京橋のギャラリーモーツァルトにて、年に一度の個展を開催している。
2011年12月には、ノーベル文学賞受賞者であるフランスの小説家ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの招待により、パリのルーブル美術館で行われたイベントRumeurs du Louvre / Rumeurs du Mondeで、アイヌアートプロジェクトの結成メンバーと共にストーリーテリングを披露した。

版画掲載歴:『別冊太陽』扉絵、『家庭画報』トワトトワト挿絵、『婦人の友』挿絵と物語 など

→ IWAウェブサイト http://www.i-w-a.info/artists/yuki_koji

 

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