‘音楽’ カテゴリーのアーカイブ

  
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あやなすひびき ~朗読と音楽 @ 初夏の八ヶ岳~ 終了いたしました

2017 年 7 月 27 日 木曜日

 

この度の、あやなすひびきも
無事に終了することができました。

夏至のころ
長く美しい夕方に
第一展示室いっぱいにひろがった
音、言葉…
幸せなひとときでした。

中尾幸世さん
守安功さん
守安雅子さん
お越しくださいました皆さん
遠くからお心を寄せてくださった皆さん
有難うございました。

 


 

あやなすひびき
音楽と朗読 @ 初夏の八ヶ岳

八ヶ岳での『あやなすひびき』は
今回で3回目となります。
中尾さんには
「朗読する作品を選ぶときに
ケーテ・コルヴィッツ展にちなんで
自画像をイメージしてみてください」
とリクエストしました。
守安さんには
「いつものように自由に」と。
初夏の八ヶ岳の光と風
中尾さんの清らかな声と
守安さんご夫妻の朗らかな音~安らかな音…
様々にあやなすひびきをお楽しみください。

 

◇ 朗 読

中尾 幸世

19世紀以前、画家は画工として王公貴族の肖像や室内を描いていました。
しかし、何時しか自身の内奥の何者かに突き動かされ、又風景や自然から呼び掛けられ促され、
画家自身をモチーフとした自画像が生まれたのではないかと思います。
今回、フィリア美術館の佇まいや小淵沢の美しい自然に触発され促され
朗読を通して“自画像゛の世界もお楽しみいただけたらと思います

・・・

◇ 音 楽

守安 功 アイリッシュ・フルート、ホイッスル
守安 雅子  アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、バゥロン

お客様との自然なやり取りの中から、
即興的に、その場で、
演奏させていただく曲を決めさせていただきます

 


 

 ◎ 日 時 ◎

2017年6月24日(土)

午後2時30分 開場  午後3時開演

*途中休憩 茶菓あり

 


 

 ◎ 出演者紹介 ◎

◆◆◆  中尾 幸世  ◆◆◆

なかお さちよ  1974年、東京キッドブラザース公演「シティー」に出演。NHK-TV「夢の島少女」 (芸術祭参加作品、作・演出 佐々木昭一郎1974年)に主演。「四季・ユートピ アノ」(エミー賞優秀賞、イタリア放送協会賞、テレビ大賞新人女優賞、他 1980年)、「川の流れはヴァイオリンの音」(1981 年)、「アンダルシアの 虹」(1983年)、「春・音の光」(1984年)の一連のNHK-TV作品にて、主人公の ピアノ調律師A子を演じる。1984年よりラジオドラマに出演、「夜明けのショパ ンー甦る天才ピアニスト田中希代子」(TBSラジオ放送文化基金賞 1989年)、 「DQ」(NHK-FM ギャラクシー賞 1992年)他。1989年より朗読活動を始める。宮 沢賢治や小川未明、小泉八雲など様々な「物語」をかたり、独特の世界をつむ ぐ。多摩美術大学芸術学部卒業。

◆◆◆  守安 功   ◆◆◆

もりやす いさお アイリッシュ・フルート、リコーダー、ホイッスル(たて笛)
桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒、同研究科修了。在学中、第 10回全日本リ コーダーコンクール独奏部門において、最優秀賞及び朝日放送賞を受賞。また、 江戸里神楽四代目家元若山胤雄に日本の笛と太鼓を師事し、国指定重要無形文化 財江戸里神楽若山社中囃子方として活躍する。1987年渡欧し、スウェーデン国立 ヨーテボリ音楽大学、旧東独ライプツィヒ・ゲヴァントハウス等、各地で日本の 伝統音楽及び現代音楽についてのレクチャーや、リコーダー・リサイタルを行 う。国立音楽大学、桐朋学園芸術短期大学講師を経て、現在は、アイルランド音 楽の演奏と研究に専念している。アイルランドの音楽、ダンス、文化についての 著訳書8冊。

◆◆◆  守安 雅子  ◆◆◆

もりやす まさこ アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ(小型アコーディオン)、バゥロン(ア イルランドの太鼓)
アイルランドで出会った音楽家たちの演奏に魅了され、アイルランドの伝統音楽 の演奏を始める。ノエル・ヒル、メアリー・マクナマラ、ミホール・オラハリー 始め、現地の第一線の演奏家と、そして、クレア地方の農夫の演奏家たちの双方 から、コンサーティーナの伝統的な奏法を学ぶ。また、マイケル・ルーニー、 モーラ・ニ・カハスィ、バーバラ・ドイルにアイリッシュ・ハープを師事する。 夫の功とともに、アイルランドにて2枚のアルバムを制作し、現地の新聞、テレ ビ、ラジオ、雑誌などで取り上げられる。

 


 

◎ チケット ◎

参加費 3,500円  全席自由席 要予約
*5月12日からご予約を承ります

 

 


 

◎ 会場 ◎

フィリア美術館

TEL&FAX : 0551-36-4221

〒408-0041山梨県北杜市小淵沢町上笹尾 3476-76

URL : http://www.philia-museum.jp/

 


 

『金田賢一&丸尾めぐみ 『朗読三昧』 2015 @ 八ヶ岳』終了しました

2015 年 9 月 13 日 日曜日

 

9月12日(土)
金田賢一&丸尾めぐみ 『朗読三昧』を開催いたしました。

 

金田賢一&丸尾めぐみ 『朗読三昧』  会場の様子

金田賢一&丸尾めぐみ 『朗読三昧』  会場の様子

 

金田賢一さんは、10年前の平和を考えるイベント(広島の原爆をモチーフにした『まっくろなおべんとう』を中心にした音楽とお話しの会)以来のご出演となりました。
ふくよかな声で届けられる「ケーテの言葉」、「日本国憲法・前文」などなど、優しく厳かに胸に響きました。

丸尾めぐみさんは、演目にあわせて、大小さまざまな鍵盤楽器を演奏してくださいました。
それぞれの楽器の特徴なども説明していただきつつ、演奏しつつ、うつくしい歌声も・・・、と大活躍。

また、会場にお客様としていらしていた、覚和歌子さん(詩人・作詞家。丸尾さんとポエトリック・オペラなるユニットを組んでおられます。「いつも 何度でも」 映画『千と千尋の神隠し』主題歌の作詞や、谷川俊太郎さんと共同で写真映画「ヤーチャイカ」の監督をするなどご活躍)が、『ほしぞらと てのひらと』にゲスト参加してくださいました。

 

金田賢一さん、丸尾めぐみさん、覚和歌子さん

金田賢一さん、丸尾めぐみさん、覚和歌子さん

 

とても素晴らしいひとときでした。

金田さんと丸尾さんの声、オルガンの音、とても良い響きでした。
飛び入りでご出演くださった覚和歌子さんの歌声も素敵でした。
会場の皆さんと一緒にうたった『野バラ』(ゲーテ:詩/ヴェルナー:曲)も本当に本当に素晴らしかったです。

お集まりの皆さん、お支えくださいました皆さん、有難うございました。

 

 

 

丸尾めぐみさんのこと

2015 年 8 月 31 日 月曜日

 

9月12日に開催する朗読と音楽のイベント
音楽を担当してくださる丸尾めぐみさん(以下、めぐみさん)。

めぐみさんと、わたしたちとの出逢いは、
めぐみさんのお父様で牧師である丸尾俊介さん(以下、丸尾先生)からのご縁でした。
丸尾先生はご近所にお住まいで、企画展が変わる度にご覧になりにいらしてくださいましたし、
様々なかたちで、わたしたちのささやかな歩みをいつも応援してくださいました。
2006年開催「丸木位里・俊  『人物像』 ―平和をつむぐ人々―」に、所蔵品や資料を提供していただいたこともあります。
そうした交わりの中で、
めぐみさんと知り合い、ちょっと不思議な・楽しい人柄と音楽に惹かれていき
ソプラノ歌手・岸田順子さんとのコンサート
詩人・覚和歌子さんとの朗読と音楽のイベント‘ポエトリック・オペラ’などなど
フィリア美術館では、いくつかのイベントを開催してきたのでした。

そして
今秋の金田賢一さんとのユニット『朗読三昧』は、急きょ、お願いすることとなりました。

実は
今年は様々な節目の年(戦後70年、フィリア美術館開館25周年)ではありますが、
メンテナンス等の諸事情で、パイプ・オルガンの演奏もおやすみしていましたし、
わたしたちは静かに日々を守ることに専念しようと考えていました。

しかし、
不安な空気がふくらみつつある、このところの世の中にあって
金田賢一さんとのユニット『朗読三昧』の朗らかで清らかな世界を
ケーテ・コルヴィッツの作品がならんだ第一展示室で
多くの皆さんと共有できたらきっと素敵だろう!と思いつき、
お二人に呼びかけたところ、快くお応えいただいたのでした。

 

 

リードオルガン(Mason and Hamlin) その1

リードオルガン(Mason and Hamlin) その1

 

先日、ご友人と遊びにいらした丸尾めぐみさんをパチリ。
3台のオルガンそれぞれの状態を確認していただきました。

 

リードオルガン(Mason and Hamlin) その2

リードオルガン(Mason and Hamlin) その2

 

ここしばらく、パイプ・オルガンは諸事情で、
コンサートをおやすみしておりますが、
今回のイベントでは、おそらく少しの時間ながら、音色のご紹介ができたら・・・と考えています。

 

パイプ・オルガン(草苅オルガン工房)

パイプ・オルガン(草苅オルガン工房)

 

 

公式WEBサイトhttp://www.maruomegumi.jp/より

丸尾めぐみさんのご紹介
http://www.maruomegumi.jp/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/

profile

作・編曲家・鍵盤楽器演奏家。京都生まれ。早大出身。
父は牧師、母は医師という環境下、篤実と福祉の精神を育む。
2歳半よりピアノを始める。幼少から親しんだ教会音楽とクラシックをベースに、リリカルな世界を生む。
鍵盤楽器一般のほか、マリンバ、アコーディオンの演奏家として活躍。
作曲家としても数多くのアーティストに作品を提供するほか、舞台音楽、映画音楽、CM音楽も多数。
覚和歌子とのユニット「ポエトリック・オペラ」はじめ、他ジャンルとの即興を交えた表現活動も多岐にわたり、自由で美しい楽曲を生み出している。

biography

1978 小川銀次率いるCROSSWIND参加、レコードデビュー。

1979 ダディ竹千代&東京おとぼけCats加入。

1981 中村裕介とWEEKIDS結成。このコンビでarrangerとして100以上のCMを生み出す。
ムーンライダースのかしぶち哲郎と出会い、今まで触れた事のない様々な音楽に大きな影響を受ける。
アコーディオンの素晴らしさに気づき、習得を目指す。
彼らと共に、梓みちよ、ピエール・バルー、加藤和彦、安井かずみ、加藤登紀子はじめ多くのアーティストと共演。

1987 尺八の添川浩史らと「感情音楽旅団」結成。初のソロライブ。

1988 俳優・中丸新将の演劇的シャンソンの世界を初プロデュース。
この頃から、視覚的演劇的空間・総合芸術としての「音楽」のあり方に関心を深める。

1990年代初頭
栗山民也演出「火の鳥」「GETTO」、自由劇場「ティンゲル・タンゲル」に出演し、様々な芸術表現を体験。
「さそり座」(後に「SWAY」)と出会い、トータルプロデュースを手がける。
一方では、ソプラノの岸田順子と共に、教会音楽・讃美歌の新しい試みを始める。
リードオルガンの表現の多彩さを再認識。

1998 ZABADAKの上野洋子らと共に、全員歌と楽器のユニークな女性グループ、マーシュ・マロウ結成。

2000 覚和歌子と運命的な再会。彼女が生みだす「詩・詞」の世界に魅せられ、数々の作品を作曲。
朗読と音楽の究極の融合を目指し、ポエトリック・オペラ結成。

2005 宮崎駿プロデュースCD・Vocal上条恒彦「お母さんの写真」に覚和歌子と共に作品提供。

2008 覚和歌子・谷川俊太郎監督の写真映画「ヤーチャイカ」で音楽を担当。

現在この他に、俳優・金田賢一との朗読ユニット、俳優・冷泉公裕、峰さを理、小林明子と共演。

 

 


 

『金田賢一&丸尾めぐみ 朗読三昧』

俳優・金田賢一と
音楽家・丸尾めぐみが
「朗読」と「音楽」の優しくも自立した関係をコンセプトに2007年に結成したユニット「朗読三昧」。

フィリア美術館25周年、そして戦後70年の今年、
ケーテ・コルヴィッツにまつわる文献も取り上げながら、
平和について思う朗読と音楽のひととき♪
八ヶ岳高原の秋の気配とともにお楽しみください。
企画展示もご覧いただけます。

9月12日(土)
午後2時30分開場 午後3時開演

参加費 2,800円  全席自由席 定員50名
店頭前売 2,500円

◇メール送り先 → organ2013@philia-museum.jp
◇電話・FAX → 0551-36-4221

 


 

『ケーテ・コルヴィッツ展』

会期:7月18日(土)~9月29日(火)
休館日:水曜日
*9月12日(土)は、イベント開催のため、通常の開館はいたしません。お申し込みいただいた方のみご入館いただけます。
*9月23日(水)は開館し、9月24日(木)は休館いたします。

開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

常設展:ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画

 


 

 

  
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