‘八ヶ岳’ タグのついている投稿

  
 < 1 .. 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 >

草紅葉

2009 年 10 月 9 日 金曜日

今週の玄関の活け込みをご紹介します。

秋のいろあい

ヤマウド、ミナヅキ、コデマリの葉っぱ 花器は茜窯です

 

紅葉しはじめたばかりの低灌木は、とっても個性的な色合いをしています。お日様の当たり具合によって紅葉の加減がまちまちとなり、一枚の葉っぱでも緑と紅が混在していたりします。

ヤマウド

ヤマウドの実は翡翠色から濃紫色に・・・

 

ヤマウドの実は、ちょっと触れただけでぽろぽろ落ちてしまいますし、つぶすと濃い紫の汁がこびりついてなかなか厄介です。きれいな状態はつかの間ですが、この季節はこの組み合わせで玄関を飾りたくなります。

ツバキの実

ツバキ 花器は三峰窯です

 

触れただけで落ちるといえばツバキも。
固くてまんまるい実がはじけて、なかから漆黒の種が6つあらわれました。
今年の八ヶ岳の紅葉の見頃は、10月の半ばを過ぎてからとなりましょうか。
台風一過の澄んだ空気はひんやり感じられます。寒いのは苦手ですが、ますます秋の美しさがいろいろいろいろ・・・ひろがっていくのは楽しみです。

嵐のあと

2009 年 10 月 8 日 木曜日

フィリア美術館は八ヶ岳南麓標高1,000メートル前後にありますが、だんだん木々が紅葉してきました。
一雨ごとに秋は深まっていく・・・と申しますすが、台風18号は
皆さんお住まいの地域をどのように駆け抜けたでしょうか。
東北や北海道は今日明日・・・ですね。つつがなきよう祈ります。

落ち葉が敷きつめられたテラス

落ち葉が敷きつめられたテラス

そろそろモミジも渡辺禎雄が作品に好んでもちいた紅殻(べんがら)色に染まりはじめます。
静かな秋を味わいにお出かけください。

アンキさんと俊さん

2009 年 9 月 26 日 土曜日

今日はいよいよ谷中安規展の最終日となりました。
そして明日は『LIVE! 酒井俊』の開催です。

このところ八ヶ岳南麓は格別に空気が澄んでいるのか、 お日様を近くに感じます。
当ブログでは寒いということばかり強調してきましたが、 日中、動きまわるとけっこう暑いかもしれません。 歩いてお出かけする方は脱ぎ着がしやすい服装が良いですよ。

秋のはじまりの夕方は、唐突に日が落ちてしまうことにまだ慣れず、淋しく感じられませんか?
昼下がり、手元の何かに没頭していて不意に視線をあげたら、窓の外はすっかり暗くなっていたりしますね。
でも、その寸前(午後4時半前後)、本当に一瞬のことですが空全体が発光しているような柔らかな橙色の輝きに満たされます。
ライブ前のひとときは美術館のテラスなどで、そんな光とともに過ごしてくださいね。明日も晴れるようです。

テラスの片隅の小麦と大麦

テラスの片隅の小麦と大麦

今回のコンサートの企画は、アンキさんの展示が決まったと同時にひらめきました。
谷中安規の作品の清らかさとあやしさは、
酒井俊の歌声を呼んでいるような気がして『四丁目の犬』や『かくれんぼの空』(『Night at the Circus vol.1』収録)を聴いていると
「4丁目の犬はアンキさんの絵の中で迷子になってんじゃないかしらん?」とか「私にも何かできることはあります!」という感じがしてきて、
アンキさんの作品に囲まれて
俊さんの歌をぜひナマで聴きたい!という衝動にかられたのです。

アンキさんと俊さんのかもしだす世界は
きっと今まさに生まれようとするものに出逢うときめきと
馴染み深い古き良きものへのしみじみとした快さをあじわえることでしょう。
どうぞお楽しみに。


LIVE! 酒井俊
2009年 9月27日(日)
開場:午後4時
開演:午後5時

出演:
酒井俊 (うた)
今堀恒雄 (ギター)

前売:3,500円  当日:3,800円
茶菓付。谷中安規展もご覧いただけます。
* 前売券が完売した場合には当日券の販売はありません

参加ご希望の方は、お電話かインターネットにてお申し込みください。

◇ お電話はフィリア美術館(0551-36-4221)まで
インターネット予約はここをクリック

酒井俊オフィシャルページ http://www.sol.dti.ne.jp/~s-shun/


* アンキさんとは、谷中安規(たになかやすのり 1897-1946) のことです。勝手ながら親しみを込めて呼ばせていただいております。

  
 < 1 .. 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 >