2011 年 3 月 28 日 のアーカイブ

  

武久源造さんのCD『バルダキン・オルガンの世界』

2011 年 3 月 28 日 月曜日

2011年10月8日(土)・9日(日)
CD『バルダキン・オルガンの世界』発売記念コンサート
『武久源造 バルダキン・オルガンを弾く』
開催します!

前売券 3,500円 / 2日通し券 6,500円 / ペア券(お二人で) 6,500円
当日券 3,800円
全席自由席(休憩時に茶菓あり)

前売券は、フィリア美術館で直接ご購入いただくか、メール・FAX・インターネットでご予約くださるようお願いいたします。
◇メール送り先 → organ2011@philia-museum.jp

◇電話・FAX → 0551-36-4221

武久源造さんの発売になったばかりのCDを紹介します。2010年2月にフィリア美術館で録音したものです。(録音の様子はこちら

武久源造CD『バルダキン・オルガンの世界』(コジマ録音 ALCD-1121)

武久源造CD『バルダキン・オルガンの世界』(コジマ録音 ALCD-1121)

鍵盤音楽の領域vol.9
武久源造『バルダキン・オルガンの世界』(コジマ録音 ALCD-1121)

共演
山口眞理子(オルガン、バロック・ヴァイオリン、パーカッション)立岩潤三(パーカッション)

 

草苅徹夫(フィロメーラ) 草苅徹夫・中西光彦・山口眞理子・辻康介・立岩潤三・小島幸雄(ふいご)

●バルダキン・オルガン
オルガンI(クールブルク城)シュトローベル1559年モデル/中西光彦製作(2005年)
オルガンII(イェナッツ)製作者不詳16世紀モデル/中西光彦製作(2007年)

●帯より
北イタリアとスイスに残る、天蓋をもったルネサンス時代のバルダキン・オルガン。奈良県のオルガン製作家・中西光彦氏が復元した2台の楽器は優れた鍵盤アクションを持ち、さまざまなアーティキュレー ションを雄弁に表現する。オルガンと同時代のガブリエリ、オルティスらの作品の他、中世の写本に残る魅力的な小品からルネサンス末期のプレトーリウスまで、変幻自在の音楽が展開される。

●収録曲
[1] 新しいパッサメッツォ第3番 (作曲者不詳)
[2] 8声による強弱のソナタ (G. ガブリエリ)
[3] イギリスの定め (J. P. スウェーリンク)
[4] ブランル サンプル (作曲者不詳)
[5] 馬鹿なサイモン (J. P. スウェーリンク)
[6] イタリアのパヴァーナ (A. カベソン)
[7] トゥルディオン (作曲者不詳)
[8] 優しき夜ウグイス (作曲者不詳)
[9] 優しきマリア (A. シュリック)
[10] 古風なパッサメッツォ上でのガイヤルド (作曲者不詳)
[11] 騎士の歌による変奏曲 (A. カベソン)
[12] 花咲く日々に生きる限り (作曲者不詳)
[13] バス・ダンス (作曲者不詳)
[14] ガイヤルド (作曲者不詳)
[15] 真理の水 第1番 2009年 (武久源造)
[16] エスタンピ (作曲者不詳)
[17] フェリックス・ナムクエ (作曲者不詳)
[18] エスタンピ レトローヴェ (作曲者不詳)
[19] 前奏曲 (作曲者不詳)
[20] 我心から汝を望む (C. パウマン)
[21] レセルカーダ第2番 (D. オルティス)
[22] レセルカーダ第4番 (D. オルティス)
[23] レセルカーダ第7番 (D. オルティス)
[24] 第7、第8旋法によるリチェルカーレ (G. ガブリエリ )
[25] 8声によるトッカータ アタランタ (A. ボネッリ)
[26] 緑の菩提樹の下で (J. P. スウェーリンク)
[27] ガイヤルド (作曲者不詳)
テルプシコーレ (M. プレトーリウス(武久・山口編))
[28] トルコのブランル 5声 (15)
[29] ボヘミアのブランル 5声 (16)
[30] バレ 4声 (260)
[31] ガヴォット 5声 (1-2-1.2.3.6)
[32] ブーレ 4声 (302-1.2)
[33] ヴォルテ 5声 (210) [34] バレ 4声 (268)
[35] ヴォルテ 5声 (201)

フィリア美術館では、終日このCDを喫茶室で流しております。また、売店で販売もしていますよ。
「ルネッサンス様式による小型オルガンの薫り高き響き」がつまった音盤。必聴です!

*『レコード芸術』2011年4月号に、[特選盤]として紹介されました。