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2009 年 7 月 18 日

アンキさんのこと

まず、[谷中安規]という文字をはじめて目にした方は、どう読むのかわかりますか?
[たになかやすのり]と読みます!
ただ本人が「ヤナカの墓のアンキです」と自己紹介をしていたというエピソードもあり、彼の作品を好ましく感じる人たちの間では、親しみをこめて「ヤナカアンキ」と呼ばれています。
また、その独特な浮遊感のある作品世界と飄々としたアンキさんの風貌から、内田百閒よりつけられた『風船画伯』という綽名でも知られています。(「画伯の名前は曖昧で、谷中安規だか、安中谷規だか間違う怖れがある。私は混雑を避けるため、秘かに風船画伯と呼んで敬ふ事にしてゐたら、後にはご本人もその名を仮用せられる様である。風船の繋留索が、しょっちゅう切れて、どこかを浮動するのである」内田百閒)

物凄くへんてこりんな伝説のある人で、それらのエピソードも興味深いのですが、とにかく作品が素晴らしいので、ぜひご覧になってくださいね。書籍やインターネットでも紹介されていますが、摺り具合は直にご覧にならないとわかりにくいですからね。
福永武彦はエッセイの中で、谷中安規が装丁した本のことを大事なあまり「小さな子供が遊びに来ても、めったに見せてなんかやるものではない」なんて書いてますが、世代を超えて楽しめる作品だと思います。

アンキさんの作品は物語の挿絵や本の装丁でも知られています

アンキさんの作品は物語の挿絵や本の装丁でも知られています

ところで
内田百閒(うちだひゃっけん)の、「けん」の字は、ちゃんと表示されているでしょうか???「けん」は「門構えに月」と書きますが、パソコンの環境によっては「文字化け」してしまうようです。化けちゃった方、ごめんなさい。

2009 年 7 月 16 日

谷中安規 展 はじまりました!

今日から『谷中安規 展』がスタートです。
小さな小さな作品ですが、ひとつひとつにいろいろがぎゅっとつまった素敵な世界が展開しています。どうぞご覧になりにいらしてください。
会期は9月26日までの約3ヶ月間ですし、途中で作品の入れ替えもありますので、ぜひ繰り返しご覧いただけたら良いなあ(ほんとうに何度もじっくりゆっくり観ていたい作品です)と思って、リピーター割引というシステムを設けました。
版画家の大野隆司さんのかわいい猫のハンコを押したチケットがご来館のおしるしですよ。

大野隆司 謹製 来館おしるしスタンプ

大野隆司 謹製 来館おしるしスタンプ

今日はじめてのお客様には開館準備のばたばたをお見せしてしまいました。ごめんなさい。

2009 年 7 月 6 日

展示替え ・・・ 渡辺眸写真展>>谷中安規展

たくさんの方々にお越しいただいた『渡辺眸 写真展 旅の扉』も昨日で終了となりました。
みなさま、どうもありがとうございました。

フィリア美術館は7月6日(月)から7月15日(水)まで
展示替えのため休館させていただきます。

仕度中

仕度中

7月16日(木)からは『谷中安規 展』が始まります。
どうぞお楽しみに。

  
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