‘仙人’ タグのついている投稿

  
 1 2 3 >

フィリア美術館 2015年10月の予定

2015 年 10 月 1 日 木曜日

 

フィリア美術館の10月の予定をお知らせいたします。

 

■ 展示内容

  • 第1展示室 ・・・ 企画展示 「祈りの人 渡辺禎雄 型染版画の世界」
  • 第2展示室 ・・・ 常設展示 「ケーテ・コルヴィッツ」
  • 第3展示室 ・・・ 常設展示 「ミエチスラフ・コシチエルニアク」
  • 第4展示室 ・・・ 収蔵作品セレクト展
渡辺禎雄 『ノアの方舟』 型染版画 1975年

渡辺禎雄 『ノアの方舟』 型染版画 1975年

 

■10月の休館日

  • 1日~9日(展示替え)、14日、15日、21日、22日、28日、29日
    ※ 2015年10月から、水曜日と木曜日が定休日となります。

 

■ 開館時間

  • 10:00~16:00

 

■ 入館料

  • 一般 ・・・ 500円
  • 小・中学生 ・・・ 300円

(入館料の割引についてはこちらをご覧ください)

 

 

 

 

ロビーの作品

2015 年 9 月 7 日 月曜日

 

きょうのロビーの様子。
棚の脇や暖炉等に、さりげなく展示している作品を紹介します。

 

本日2015年9月7日は、曇天なり

本日2015年9月7日は、曇天なり

 

暖炉の上は・・・
小林路子さんの『ベニテングタケ』(2008年 水彩)
長野県で写生したものだそうです。

『ベニテングタケ』(小林路子 2008年 水彩)

『ベニテングタケ』(小林路子 2008年 水彩)

 

第一展示室の扉の脇は・・・
花嶋美代子さんの『秋夕』(1986年 油彩)
額縁は、木工作家の花嶋忍さんの手によるものです。

『秋夕』(花嶋美代子 1986年 油彩)

『秋夕』(花嶋美代子 1986年 油彩)

 

そのならびに・・・
同じく花嶋美代子さんの『開芯』(2003年 水彩)
もちろん額縁は、木工作家の花嶋忍さんの手によるものです。
それぞれ印象はちがいますが、両方ともふわりと漂うように飛ぶ鳥が描かれています。

『開芯』(花嶋美代子 2003年 水彩)

『開芯』(花嶋美代子 2003年 水彩)

 

喫茶室の手前に・・・
『にんげんをかえせ -序- 峠三吉』(水彩:男鹿和雄 書:吉永小百合 2000年)
戦後60年記念の展覧会『男鹿和雄 画 吉永小百合 編 原爆詩画集・第二楽章の世界 ヒロシマ・ナガサキのまなざし』開催の折、
ご寄贈いただいた作品です。

『にんげんをかえせ-序』(水彩:男鹿和雄 書:吉永小百合 2000年)

『にんげんをかえせ-序』(水彩:男鹿和雄 書:吉永小百合 2000年)

 

受付の背面に・・・
宇梶静江さんの『神様の鳥 カムイチカプ』(2008年 刺繍)
小さくとも頼もしい守神。

『神様の鳥 カムイチカプ』(宇梶静江 2008年 刺繍)

『神様の鳥 カムイチカプ』(宇梶静江 2008年 刺繍)

 

展示室の作品だけではなく、
ロビーの作品もどうぞお見逃しなく!

 


 

『ケーテ・コルヴィッツ展』

会期:7月18日(土)~9月29日(火)
休館日:水曜日
*9月12日(土)は、イベント開催のため、通常の開館はいたしません。ご予約の方のみご入館いただけます。
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円
常設展:ミエチスラフ・コシチエルニアク
収蔵作品セレクト展:スタシス・エイドリゲピチェス、ヨゼフ・ウィルコン、エルジビエタ・ガウダシンスカ等のポーランドの絵本原画
花嶋美代子、小林路子、宇梶静江、男鹿和雄、吉永小百合

 


 

『金田賢一&丸尾めぐみ 朗読三昧』

俳優・金田賢一と
音楽家・丸尾めぐみが
「朗読」と「音楽」の優しくも自立した関係をコンセプトに2007年に結成したユニット「朗読三昧」。

フィリア美術館25周年、そして戦後70年の今年、
ケーテ・コルヴィッツにまつわる文献も取り上げながら、
平和について思う朗読と音楽のひととき♪
八ヶ岳高原の秋の気配とともにお楽しみください。
企画展示もご覧いただけます。

9月12日(土)
午後2時30分開場 午後3時開演

参加費 2,800円  全席自由席 定員50名
店頭前売 2,500円

◇メール送り先 → organ2013@philia-museum.jp
◇電話・FAX → 0551-36-4221

 


 

 

山の幸

2013 年 9 月 17 日 火曜日

 

台風一過。

台風18号が去り、空気が入れかわったみたいです。
さわやかな秋晴れの空がひろがっています。

 

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

すみきった秋の空! 甲斐駒ヶ岳が近くに見えます。

 

八ヶ岳南麓は、すっかり秋の風、秋の光が満ちています。

 

 

一週間ほど前、
なんとなく、そこここに小さな秋を感じはじめた頃、
玄関脇の庭のミナヅキの木の下で
真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

なまめかしいほど真っ赤な傘のキノコ

 

数日後・・・

 

白く粉がふいて様変わり

白く粉がふいて様変わり

 

そして
また秋晴れの今日、
玄関脇の庭のシラカバの木の下で
別の種類と思しき真っ赤な傘のキノコを発見しました。

 

紅葉した葉っぱのよう

紅葉した葉っぱのよう

 

はやくも紅葉した葉っぱかしら?と思ったら、キノコでした。

思いがけなく出会ったキノコたち。
こんな風に見つけられることもありますが、探そうとして「キノコ狩り」に出かけても、なかなか収穫できるものではありません。

以前、企画展でお世話になった仙人こと小林路子さんや、キノコの絵描き屋・渡辺隆次さんからうかがった
「狩人」たちの目の鋭さ・勘の良さは、簡単に身につけられるものではないようです。

 

更に、また
鳥の巣探しも同じことが言えそうです。
鈴木まもるさんと知り合ってから、わたしたちも庭や美術館の周囲のヤブなどに、その気になって目をむけますが、いまのところ見つけることはできていません。

鈴木まもるさんのご著書によると

(鳥の巣は)なにしろどこにあるかわからない。春など子育て中に探すなら親鳥が餌運びなどをしていて見つけやすいのだろうが、僕の場合、鳥の生活を脅かさないように秋から冬にかけてなので、まったく気配がない。海岸の砂浜で一粒の塩を見つけるようなものだ。
こんな場所にはこんな鳥の巣がある、という可能性はあっても確証はない。こちらが巣作りに良さそうな場所だと思っても、ないものはない。こんないい場所になぜ作らん、と自然に対して文句を言っても仕方がないのだ。 (『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

とのこと。

鈴木まもるさんの手足・目を通して、作品としてあらわれた「鳥の巣」。

野を越え山越え谷越えて、木から落っこち、がけではすべり、トゲに刺され……。聞くも涙、語るも涙、一つ一つに血と汗と涙が染みこんでいる・・・
(『ぼくの鳥の巣コレクション』 岩崎書店より)

ぜひ原画をご覧になりにお出かけください。

 


 

『鈴木まもる絵本原画展』

会期:7月13日~9月23日
休館日:水曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般500円・小中学生300円

● 画家・絵本作家・鳥の巣研究家である鈴木まもるさんの、
鳥の巣に関連した絵本の原画を中心に約50点展示。
実物の鳥の巣も展示しています。

 


 

 

  
 1 2 3 >